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基礎知識シングルタイヤとダブルタイヤのちがい|押しごこち・段差・重さで、どっちを選ぶか
年齢のめやす生後1カ月〜4歳ごろ

シングルタイヤとダブルタイヤは、駅や人ごみで曲がる回数が多いならシングル、軽さと値段を取りたいならダブルで足ります。同じコンビのスゴカルなら、ダブルの LA のほうが、シングルの R ZA より 1kg 軽く、値段もおさえめの型です。
シングルタイヤは、車輪の付く所ごとに、太めの車輪が1本。ダブルタイヤは、細い車輪が2本ずつ並んだ形です。ただ、スゴカルの差には、タイヤ以外の作り(幌やリクライニング)のちがいも入っているので、全部がタイヤのぶん、というわけではないんですよね。
見分け方は、前の車輪を正面から見るだけ

太めの車輪が1本ならシングル、細い車輪が2本並んでいればダブルです。
で、もう一つちがいが出やすいのが、車輪の大きさ。ここでくらべるシングルの型は、車輪の直径が 16〜18cm。ダブルの中でも、B形の軽いマジカルエアー AI は 約12cm で、ひと回り小さいんですよね。

大きい車輪は、溝や細かなでこぼこに引っかかりにくいと言われます。シングルの型は、そこまでふくめて「押しやすさ」を持ち味にしている、という感じです。
曲がりやすさと、安定。メーカーの説明は2つに分かれる
シングルは、地面にふれる所が少ないぶん、押した方向に車輪がついてきやすく、小回りがききやすいと言われます。改札や狭いお店の通路で、すっと向きを変えたい人には、ここがいちばんの差になる気がします。
反対に、ダブルは、地面にふれる点が多いぶん、安定しやすいという説明があります。
ただ、シングルのベビーカーを作るピジョンは「安定感は、タイヤの数ではなく車幅の広さで決まる」と説明していて、ここはメーカーで言い分が分かれる所なんですよね。なので、安定はタイヤの数だけで決めず、お店で押して、曲がるときにふらつかないかを見るのが確かかなと思います。
この記事でくらべる5つ
シングルの3つとダブルの2つを、タイヤ・使える時期・重さでくらべます。
| 商品 | こんな人に | タイヤ | 使える時期 | 重さ |
|---|---|---|---|---|
| 曲がる回数が多い、1カ月からの1台 | シングル・直径16cm | 生後1カ月〜36カ月頃 | 5.6kg | |
| 大きい車輪で、対面も背面も | シングル・前輪18cm(対面のとき) | 生後1カ月〜36カ月 | 5.9kg | |
| 2台目を、軽いシングルで | シングル・前輪16.5cm | 生後6カ月〜48カ月 | 3.9kg | |
| 軽さ優先で、1カ月から | ダブル | 生後1カ月〜36カ月頃 | 4.6kg | |
| 2台目を、とにかく軽く | ダブル・直径 約12cm | 生後7カ月〜36カ月 | 3.3kg |
値段:スゴカルR ZA・スゴカル LA=税込・コンビ公式ストアの値段(2026年10月20日時点)/ランフィ RB5・ビングル BB6=税込・ピジョンの公式サイトの値段(2026年10月14日時点)/マジカルエアー AI=税込・メーカー希望小売価格(2026年10月14日時点)。お店の値段は、表の「Amazon」「楽天」のボタンの先で確かめてください。
生後1カ月から通すならスゴカルR ZA かランフィ RB5、軽さを取るならスゴカル LA。B形の2台目なら、ビングル BB6 かマジカルエアー AI です。
ちなみに、表で見ると、シングルだから重い、とは限らないんですよね。B形のビングル BB6 は 3.9kg で、生後1カ月から使うダブルのスゴカル LA より軽い型です。
重さは、メーカーごとに、除いている付属品がちがいます(スゴカルはダッコシートなど、ランフィはハグットシート、ビングルはインナーシートと股ベルトカバー)。
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同じスゴカルで、シングルとダブルをくらべると
コンビのスゴカルには、同じシリーズの中に、シングルの R ZA とダブルの LA があります。使える時期は同じ生後1カ月〜36カ月頃で、ちがいはタイヤと重さ、それにまわりの作りです。
| 項目 | スゴカルR ZA | スゴカル LA |
|---|---|---|
| タイヤ | シングル(直径16cm・キャスターにボールベアリング) | ダブル |
| 重さ | 5.6kg(ダッコシートとガードを除く) | 4.6kg(ダッコシートを除く) |
| 幌 | ひざしバリア | マルチビッグサンシェードα |
| 片手でリクライニング | できる | — |
| ハンドルの高さ調整 | できる | — |
| 発売 | 2026年9月 | 2024年7月 |
| 値段(税込) | 69,300円 | 48,000円 |
値段は、どちらもコンビ公式ストアの税込の値段(2026年10月20日時点)です。お店の値段は、記事の下の「Amazon で見る」「楽天市場で見る」のボタンの先で確かめてください。
差は 21,300円 と 1kg。その中には、日差しを通さない生地の幌(ひざしバリア)や、片手でできるリクライニングも入っています。なので、「タイヤのために2万円」ではなく、「押しごこちと、まわりの作りをまとめて上げる差」と考えると、分かりやすい気がします。
あとは、LA も、ハンドルを切りかえると進む向きの前の車輪が自動で回る作り(オート4キャス)で、前の車輪を浮かせやすくする足かけ(乗り越えステップ)も付いています。安いほうでも、曲がりと段差には手が入っているんですよね。駅や人ごみを長く押す・夏の外出が多いなら R ZA、車が中心なら LA で足ります。
コンビ スゴカルR ZA|5.6kg のシングルタイヤ。スゴカル LA・L compact・air とのちがい
どっちが合う? 押す道と、持ち上げる回数で決める

シングルの持ち味が生きるのは、たとえば、こんな毎日です。
- 電車をよく使い、改札やエレベーターで向きを変える回数が多い
- お店の中や人ごみを押す時間が長い
- でこぼこの歩道や石畳を、毎日のように押す
反対に、ダブルで足りるのは、こんな人です。
- 移動は車が多く、押すのは駐車場からお店の入り口までくらいの、短い距離
- 子どもを降ろして、たたんだベビーカーを持って階段や電車を使う日が多く、軽さを取りたい
- 2台目として、値段をおさえたい
タイヤのほかに、押しごこちを左右するもの
押しやすさは、タイヤの数だけでは決まらないんですよね。ほかに見ておきたいのは、この2つです。
- ボールベアリング:車輪やキャスターの回る所の摩擦を減らす部品です。スゴカルR ZA はキャスターに、ランフィ RB5 にも入っています
- サスペンション:車輪が受けた揺れを、やわらげる作りです。ランフィ RB5 はコイルとゴムの2つ、マジカルエアー AI は「やわらかサスペンション」と、型ごとに作りがちがいます
あとは、タイヤが大きくても、段差やくぼみは無理に押して越えないでください。いったん止まって、前の車輪を浮かせてから越えます。階段やエスカレーターでは、ベビーカーを使わないでください。
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お店で押してみるときに、見る所
タイヤの差は、字で読むより、押したほうが分かります。お店で試せるなら、この3つだけ見てみてください。
- その場で向きを変える:くるっと回してみて、前の車輪がすっと向きを変えるか
- 床の境目を越える:マットやタイルの境目で、引っかかったり、ガタガタしたりしないか
- たたんで持つ:毎日持ち上げるなら、重さの差は、実際に持ってみるとすぐ分かります
迷ったら:毎日押す道から決める
はじめの1台なら、毎日押す道で決めるのがいい気がします。駅や人ごみを毎日押すならシングルのスゴカルR ZA かランフィ RB5、車の移動が多くて軽さを取るならダブルのスゴカル LA。2台目なら、ビングル BB6 かマジカルエアー AI です。
反対に、いまのダブルで困っていないなら、タイヤのためだけに買いかえなくて大丈夫です。



